2008年4月9日水曜日

毛細根の栄養源

*前回の続きだ
 
毛細根に必要な養分とは、それも、必要なとき必要な分だけ補える養分が必要なのである。そこで、化学層の改善{CEC・拮抗作用}ということで、色々なものが増減されてきた。では、自然の森に生えている樹木は、四季を通じて必要なとき必要な分の養分をどうやって作り出し、またその作り出すための材料は誰が供給してくれて、その材料はなんだろうか?
 コレまでの養分{肥料}といえば植物に与えるものというのが常識でしたが、これから養分は、土壌に与えるもの、働きかけるものという考え方が必要だと思います。コレによって、この常識に束縛されていた行動とは何なのか、それは、窒素えの恐怖と不安からくる窒素供給への行動の大胆さである。
 
では、このことから見てくる土作りとは、
 土壌構成のための四つの条件を満たし、根の張る環境として、微生物の生息の出来る環境と耕種によって実現。このことによって、土の団粒化が、微生物によって促進され、豊富な微生物により植物根が健全に育成されることから健全な植物体が維持される基本が出来る。

2008年4月8日火曜日

前回の復習

*昨日の復習と予習
 
そこで、今一度自然界に目をやると見落としていることが多い、たとえば、農作物のように{深く根を張らした方が良い}とよく言っているが、はたして自然の森において、そういう意味で深く根が張っているだろうか。ここでの根とは養分吸収可能な根であることは間違いない。
 
自然界の樹木が持つ養分吸収可能な根{毛細根}は、地表部に集中している。確かに深いところまで入っている根らしきものはあるが、ここで言う意味の根ではない。{むしろ、樹木自身を支えるのが主な意味と思う。}では、この養分吸収可能な根(毛細根}はどういう環境で生息出来るのだろうか、
 
コレは、液相・固相・気相によって決定されている。この三相を作り出すために何が必要なのかで決定されたのが、物理層の改善ということになる。しかし、ここでも自然界において、微生物がいかに物理層の改善行ったか考えていたのだろうか。
 では、毛細根が張れる環境は出来たとして、次に養分吸収のための栄養分が必要になってくる。
 

続きは明日だ!

2008年4月7日月曜日

植物生理

*植物生理調整としての無機資材
 土壌から植物へのNの流れを詳しく書くと、

硝酸 アンモニア ←タンパク
   ↑
根    ↑  
   ↑
硝酸 ←アンモニア← 尿素・タンパク
            ↑  ↓  
           アミノ酸
 となることが分かっているので、化学肥料によって増収が可能になったのです。しかし、1番重要な根の張る環境作り、つまり『土作り」が忘れさられたのです。
 だから、Nを上手くタンパクへ同化できる植物生理が維持できなくなり、植物体内はもとより、土壌中にもNが余っていた。
 根の張る環境さえ作れば無機資材が活用でき、増収が可能になる。
無機が使える有機による土作りがこれからの農業経営です。
 根を張る環境
 これを考える前に 今一度自然の森を参考にすることで、見落としていることが多いことに気がつきます。
 たとえば、植物の根において{深く張らせる}というのがあるが、化学的・物理的処方による、土壌改良であるが、方法論としての説得力はあっても、結果がなかなかでないのも現場が困惑している原因のひとつではないのでしょうか。

2008年4月6日日曜日

復習

*有機資材{タンパク]+有機資材{炭素}団粒
       N   微生物   C
 自然界もこの炭素率によってバランスがとられている事はいうまでもない。あとは、{+}のところで、どういった微生物を活躍できる環境を作るかが耕転にかかっています。
タンパク・炭素+牛糞{主に炭素}でどくらいの深さ+きめで耕転することが最良の環境作りになるのか。ということにかかって来ます。
 肥料--植物栄養供給---[N・P・K}の吸収率計算にとらわれていた。
  
   土壌微生物のえさ
      
        副産物{コレこそ有機の原点である。}
                
                  植物の栄養になる

*微生物にる団粒

 ・土壌微生物は、粘質のの多糖類を分泌し、電荷のの無い砂粒子などの結合も補い、また微生物細胞の表面には+と-両方の電荷があるため、電気的に粘土鉱物間の結合を助ける。
 さらに糸状菌の菌糸は粒子に巻きついて微小団粒助ける。
*団粒の特徴
 土壌粒子によって、1次団粒{最初に出来る団粒}が出来て2次団粒{1次団粒がさらに結合して出来る団粒}へと進んでいく。
 その結果、隙間が多く、作物の根が進入しやすく、余分な水が排水されやすい。
 毛管力により水が保持される。

2008年4月4日金曜日

土作りとしての有機資材

*土作りとしての有機資材  
参加者6名 本日はちょっと多い。 

有機資材が主流になってきていますが、その有機資材が、なぜ必要なのかが理解されていないことが多いようです。ただ化学肥料の多用で、土が劣化してしまったという結果のみで相対する有機肥料が良いといわれているようです。 
しかし、その有機栽培には、失敗が多く、リスクの割には増収どころか減収するほうが多いのが現実です。 
ここでのキーワードは『化学肥料の多用で土壌が疲弊したということです。」 土壌生理学的に、化学肥料の土壌への影響を考え、それによって劣化(疲弊)した部分を有機資材で補う考えればよいのです。 

現状の土作りは、土壌の三相を狙い 練り上げて団粒を作っているようでした、それは簡易的であり根本的なものではありませんので、物理的な結果しか生みません。{生物}{科学}{物理}となるのが本来の土作りのようです。言い換えれば、生物のところがうまくいけば化学・物理はその結果として付いてくるのです。 

明日は復習。

2008年4月3日木曜日

土壌分析の見方

都城参加者4名

*CECとKの関連性

・黒ボク土では、粘土がが少なく土壌(団粒形成)の4つの条件が満たされる。どうしても土と堆肥がばらばらの状態で、存在してしまうために堆肥の持つCECが測定されることからこの数値が高くなる。 
これを裏付けるのが、投入していないはずのK(カリウム)の過剰数値である。
これは、美分解の木質堆肥から溶出してくるものである。言い換えれば、この木質(炭素)真の堆肥・つまり腐植にするエネルギーである窒素不足を意味する。 したがって、土壌を良くしょうとする思うあまり、多量の堆肥を投入するとK過剰とN欠乏をまねく。

*PHと燐酸吸収係数
・PHは水素イオン濃度のことであって、酸・アルカリという日本語からくるイメージを変えなければならい。 酸と言うと、いかにも{溶かす}・{すっぱい}と言うようなイメージから、良い方にはとられないので、中性の方が良いと安易な考えになりやすい。 
水素イオンと言うものがどういうものなのかを、まず知ることが大事。簡単に言えば{相手から電子を奪う}つまり、活性化しているものから電子(活性の源}をうばい、不活性にしてしまい、安定させることから、イオンの交換がなくなるわけで、土の中は、死んだも同然になってくる。 
そのような、土は、ほとんどアルミナしか露出しておらず、よってこのアルミナとPが結びつきやすくなり、係数値があがる。

 今までの、常識とちょっと違うぞ。

2008年3月31日月曜日

有機農法研究会

参加者5名

*花芽とは、 細胞中のグルタミン酸から花芽形成に必要なプロリン等のアミノ酸が合成されて、初めて分化される。 つまり、過繁茂は樹勢が強いと思われてきた。しかし 従来の樹体の見方に錯覚があり、ただ徒長しているだけで細胞の機能が低下し、アミノ酸合成が出来ないので花芽がこないということになる。

*PH調整 土の麹化により、土壌団粒の形成によってミネラル保持能力が高まることから、H+(水素)変わってミネラルが着きPHが上がり酸性がアルカリの方へ行く。・土にH+が多く着くことでPHが低い状態。 土にミネラルがないということで、苦土石灰つまりMg・Caを施肥してPHをあげなさいということになる。
・H(水素イオン)の変わりにMg.Caが保持されることによって、水素イオン濃度が減ることからPHが上がることになる。

*だから{PHを上げろ}というのは、土にミネラルを付けなさいと言うことにになるが、現実の問題は、この土の保持力 つまり団粒形成が出来ている土壌でなければ、PH調整ということでMg。Caをミネラル供給のための施肥が効果がないということになる。        ↓